広報からみた無花果

広報からみた無花果

〜「やりたい」を「できる」にする〜

2022/10/26

はじめまして! 無花果高等学園と無花果もえぎフリースクールの広報、ちえみです。
普段は、「無花果」の外の方々とのつながりを作りながら、テレビや新聞などのメディアを通して、多くの人に花高やもえぎのことを知ってもらえるよう活動しています。

つい昨日、広報の仕事についてのnoteを公開しました。 9月に平日毎日プレスリリースを配信してみて、感じたこと、考えたこと、大変だったことを綴っています。
よかったら読んでいただけるととても嬉しいです! コメントや感想をお伝えいただけると、すごく励みになります!


今日は、いちじく通信を読んでくださっているみなさんに、少し違った角度から広報のお話しができたらと思います。

花高ともえぎの広報として動き始めて、まだたった2ヶ月しか経っていませんが、いつも感じることが2つあります。

一つ目は、無花果のメンバー自身が「やりたい」を「できる」にしているということ。
花高やもえぎでは、生徒さんの「〜したい!」という声が、なによりも大切です。その声から、めちゃめちゃ素敵な活動が日々生まれています。 もえぎの日常については、先週りんちゃんが書いてくれました。
広報の仕事をしていて思うのは、花高やもえぎの先生たち自身も、お互いの「〜したい!」という声を大切にしていて、それを「できる」に変えているということです。

プレスリリースを20本書くためには、20個のニュースや企画が必要です。
「9月にプレスリリースをいっぱいだそう!」 これを決めた8月時点では、実は書く内容はまだほとんど決まっていませんでした。

みんなで集まって、プレスリリースの内容を考えたのですが...
「〇〇さんとの共同企画がしたい!」 「保護者の方の第二の相談先をつくりたい!」 「津山の教育考えたい!」
…でてくるでてくる。

花高ともえぎの生徒さんの「生きたいように生きる力」を育むために、無花果としてなにがしたい?という問いに
「あれもしたい」「これもしたい」と、アイデアが次々と出てきて、企画を考える時間がとても楽しかったです。


そこから、それぞれのアイデアを実現するために動き出したのですが、ここの実現率がすごく高くて。
花高ともえぎのメンバーそれぞれが、お互いの「やりたい」を自分のこととして受け止めて、自分の得意なことや人との繋がりを活かして実現していく。
ほかのメンバーの「この企画やりたい」の声も聴ききって、自分にできることを探して動く。
最終的に、20個のニュースが生まれ、20本のプレスリリースが出揃いました。 すべて配信し終わったときの達成感は、今思い出してもグッとくるものがあります。

20本のプレスリリースは、花高ともえぎの先生たちが20個の「やりたい」を形にした証です。 わたしにとっても、人生の宝物になりました。


二つ目は、私たちの「やりたい」を「できる」に変えてくれる、心強いサポーターの方々に囲まれているということ。
プレスリリースで書いたものだけで言っても、顧問への就任、協賛企画の実施、連携、特別授業の実施、イベントへの参加…などなど、さまざまな形でご協力いただいて、たくさんのことが実現しました。
さらに、プレスリリースを公開してSNSでシェアすると、そこにいいねやリプライで反応してくださる方々がいる。
そして今、いちじく通信を読んでくださっているあなたがいる。

無花果や教育に想いをもってくださっている方々にご協力いただくことで、花高ともえぎの生徒さんが経験できることが、一気に広がっている感覚があります。
多様な関わり方を通して、「無花果」を応援してくださる方々がいること。 「無花果」をいっしょに創ってくださる方々がいること。
それを強く感じました。



私のこれからの目標は、広報として、生徒さん、無花果のみんな、そして自分の「やりたい」を「できる」に変えていくことです。
花高やもえぎを多くの方に知ってもらうほど、応援していただくほど、できることもどんどん増えていくのではないかなと思っています。
そこで広報の出番。
誠実に、ありのままの花高やもえぎの様子を伝える。 広報としてできることを増やしていき、応援してくださる方や必要としてくださる方に確実に届ける。
これを続けた結果として、みんなの「できる」が広がっていくといいなと思っています。

…ですが、ここだけの話、少しだけ弱音をはかせていただくと、 広報の仕事って、効果が見えにくいことが多くて。
渾身のプレスリリースを書いても、それが実際に届いていることを実感する機会があまりありません。
アイデア自体すごくいいのに、書き方の問題でうまく伝わってなかったらどうしよう…。 もっと違う切り口から書いた方がよかったかな…?
一度公開したプレスリリースはなかなか取り消せないのに、後からくよくよ考えることも多いです。

そんなとき、いちじく通信を読んでくださっているみなさんの存在が、私の心の支えになっています。
無花果のことを、直接お届けできる方がいる。 無花果のことを知って、喜んでくれる方がいる。 私たちも、みなさんの声を聞かせてもらえる。
そのおかげで、広報を楽しむことができています。 ありがとうございます!

「無花果」を一緒につくってくださっているみなさんの「やりたい」は、私の「やりたい」でもあります。
ぜひ、みなさんの「やりたい」も教えていただけると嬉しいです! この記事の下から、匿名で送っていただけます。


今回は、広報としての視点から、無花果のことをお届けしました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それではまた、次回の「いちじくの日常」でお会いしましょう!

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