1年以内にフリースクール完全無償化します。

1年以内にフリースクール完全無償化します。

〜2023年11月より、フリースクール無償化に向けて〜

2022/10/19

いちじく通信をご登録してくださっているみなさん こんにちはーー! 無花果の中藤寛人(ひーくん)です。

「『無花果』って具体的にどんなことをしているのですか?」
先日そんなご質問をいただきましたので、本日は「無花果」の取り組みについて、5分でサクッとお伝えをします!

「無花果」は大きく分けてフリースクールと通信制高校のサポート校の2つの事業を行っています。
そのうち今回は「フリースクール」の説明を中心にご説明させていただきます。
このフリースクールのご紹介に入る前に、私たちの目指してることをお伝えすると、現在利用者負担になっているフリースクールの料金を、2023年11月〜無償化します!
どうしてそんなことを目指しているのか? どうやって実現するのか? そのあたりを交えながら説明させてください!

これを読めば、今日からあなたも、さらに無花果が大好きになっちゃうでしょう...! それでは、、、、どうぞ!!(ここから3分ですーー!)

ーーーーー



「教育をとどける」 これが無花果の中心テーマです。



無花果では、 ・フリースクール (無花果もえぎ) ・通信制サポート校(無花果高等学園 : 通称 花高) を運営しております。
...僕(ひーくん)の自己紹介も、ぜひご覧ください!笑



さて、ここでクエスチョンです! 岡山市には、現在どのくらいの「不登校」と呼ばれている小中学生がいるでしょうか?


令和3年度の文部科学省の統計によると、その人数は約1,000人と言われています。
この1,000人という人数が「多い」と感じるか「少ない」と感じるか。 ぜひ、あなたの心に問いかけてください。



フリースクールを運営し始めてから約1年が経った今、無花果では「169家庭」のご相談を受けてきました。
平均して2日に1家庭のペースで、常に「不登校」に関するご相談を受け続けた1年間だったと感じています。



じゃあ具体的に、 「フリースクールではどんなことをしているの? 」 ということを、生徒さんの写真をお見せしながらご紹介していきます!
さらさら〜と、写真を見ていってください!



写真のような2階建ての一軒家で、フリースクールと通信制サポート校を運営しています。
岡山駅西口から徒歩5分の場所になっていて、 電車に乗って1人で通っている小学生もいるくらい、通いやすい場所です!



普段から、小学生から高校生までが「学年」に関係なく、一緒に日々を過ごしています。



みんなで楽しく料理をしたり...。



みんなで絵を描いて、お部屋に飾ってみたり...!



PCやnintendo switch、ボードゲームを楽しみながら、交流をしたりすることもあります。



「勉強をしたいな」って声も大切にしているので、お互いに教え合いながら勉強をする様子も見られたり...。



時には地域の方々を巻き込んだ「イベント」も企画をしたりします!
この写真は「夏まつり」をみんなで企画をした時のもので、100名を超えるお客さんにお越しいただきました。




さて、無花果ではこのような雰囲気で、日々を生徒さんと一緒に過ごしているのですが、時に次のような声をいただくことがあります。

「これって教育って言えるの? 遊んでいるだけじゃないの?」

...そうじゃないんです! しっかりと「よい教育とは何か?」に向き合いながら、無花果では教育を届けているんです! ...ということも、今日はお伝えをできると嬉しいです。
(これは教育ではないのでは...と感じられた方は、ぜひ心で手を挙げてください...!笑)



「よい教育」とは何か? 「教育の本質」とは何か?
この問いを常に大切にしながら実践をしてきたのが無花果での教育です。
書籍を読んだり、そこから論文などの引用文献を辿ったり、さらには論文を書かれている教授の方にお話をしに伺ったり...。
たくさんの専門家の方々とお話をさせていただく中で創ってきたものが、実は「無花果の教育」なのです。

本日はその中でも、熊本大学大学院教育学研究科・教育学部准教授であり教育哲学者である苫野一徳さんが仰っている「教育の本質」についてご紹介をさせていただきます。
苫野一徳さんの語られている「教育の本質」が、僕たち「無花果」にとっても「教育の本質」だと感じられるものになっています。

では、その「教育の本質」とは何なのか?
その定義は、下のスライドの通りです。




...むずかしい!...ですよね!
なので、この「教育の本質」の定義を、無花果として最大まで噛み砕いて説明をします!

人間は、「自由を求め、生きたいように生きたいと感じる存在」である。 しかし、個人が「自由」を主張する時、その自由は他者の「自由」を阻害することもある。 自由と自由のぶつかり合いは、時に争いを呼ぶ。
だからこそ、1人1人( = 各人 )が生きたいように生きていく( = 自由に生きる )ためには、 「他者もまた『生きたいように生きたいと感じる存在』であることを踏まえた上で、自らの自由を主張すること( = 自由の相互承認)」が大切である。

以上より「教育の本質」とは、全ての子どもに
「それぞれの自由が相互に承認をされる感覚」を育むことを土台に、
「1人1人が自由に(生きたいように)生きていく力」を育むこと。

これらを、「教養 = 力能(後述)」を育むことで「確かにあるもの」として私たちが感じられるようにしていくこと。( = 実質化

...という説明になります!
無花果では、この「教育の本質」を実現するために、 「生きたいように生きる力( =教養 = 力能〉) 」として以下の5つの力を具体的に育んでいます。



それぞれの力を育んでいる日常の様子を、スライドでご覧ください! (詳しく知りたい!という方は、ぜひまたご連絡をくださいーー!)











こうした「無花果」での教育をより良いものにしていくために、教授の方と科学的に効果を測っていくお話も進めております。



そしてもちろん、これらの無花果の教育プログラムの土台には、安心・安全の環境を敷いています。


1年間以上の期間、こうした無花果での取り組みを続けてきたことで、上記のような嬉しい声をたくさんいただいてきました。
まだまだできることはある!という想いがある前提ですが、本当に素敵な空間が無花果ではできていると感じています。








でも、

私たち自身、大きな課題があると感じています。




それは、
「届けたい人に、まだまだ教育を届けられていない」
ということです。




これまで169家庭からのご相談を受けてきました。
ですが、



約半数のご家族さんは「金銭的な理由」で、フリースクールに通うことを断念されてきました。
...ご相談を受ける中で、こうした背景で教育を届けられないことに、私たち自身本当に苦しい想いを感じてきました。




(2023年11月〜)


小中学生を対象にした「フリースクールの無償化」を実現させます。





安心・安全の空間の上での「生きたいように生きる力」を育む体制(良い教育を届ける体制)を、根拠を持ちながらこの1年間でカタチにしてきました。
だからこそ、これから1年間は、「無花果の教育」を届けるということに力を注いでいきます。


まずは月額3,000円の寄付をしてくださる無花果サポーターさんが300人いらっしゃれば、
外部機関のサポートも受けながら、
  1. 安心・安全の空間
  2. よい教育を届ける体制
のもと、今以上の質の教育をフリースクールで届けることができるようになります。
今まで金銭的な理由でフリースクールに通えなかったご家族さんに、確かに教育を届けていくことができます。


これからの無花果の動きは、上記の図のようになっています。
「NPO法人 無花果」の設立が2022年11月の予定です!

まずは今あるフリースクールを無償化し、その後はさらに無償のフリースクール拠点を増やしていきます。
その子の背景に関わらず、小中学生が「当たり前のように、教育を受けたいカタチで受けられる社会」を、みなさんとここから創りたいです。


「教育をとどける」
これが私たち無花果が大切にしている、そしてこれからも大切にしていくテーマです。
そして、
「よい教育とは何か?」
それを常に問い続けている無花果だからこその、今のフリースクールでの教育を、必要としている子たちにとどけていきたいです。


「(よい)教育をとどける」
そのために、無花果では寄付の募集を開始します🌱




その子の背景に関わらず、小中学生が「当たり前のように、教育を受けたいカタチで受けられる社会」を、あなたと一緒にこれから「無花果」で創っていきたいです。



「今通っている学校が合わない」
たったそれだけの理由で、教育を受けたいのに受けられない子がいるという現実があることは、本当に苦しいことです。


「学校に行かなくても大丈夫だよ!」
...今できるこのような声かけに加えて、

「今の学校が辛いんだね。(心に寄り添う)...実は私は、無花果っていうフリースクールを創っているメンバーの一員でもあるんだ。だから、あなたの気持ちを何よりも大切にしたいなって、心からそう思えているよ。」

...今の社会を創っている一員である私たち1人1人が、このような声かけを当事者として子ども達にできるような、そんな世界が広がっていくことを、心から私自身願っています。




先ほどこちらのスライドでは、
まずは月額3,000円の寄付をしてくださる無花果サポーターさんが300人いらっしゃれば、
外部機関のサポートも受けながら、
  1. 安心・安全の空間
  2. よい教育を届ける体制
のもと、今まで金銭的な理由でフリースクールに通えなかったご家族さんに、「よい教育」を確かに届けていくことができます。

とお伝えをしました。
ですが正確には、無花果では月額1,000円〜の寄付をしてくださる無花果サポーターさんを募集しております。

あなたの無理のない範囲の中で、想いを一緒にカタチにしていくために、月々1,000円〜の無花果サポーターをご検討いただけますと嬉しいです。
寄付は↓のリンクより受け付けております。



以上で本日のいちじく通信は終わりになります!
...無花果のことを少しでも好きになっていただけたでしょうか?

無花果としての想いを、こうしてあなたに最後まで読んでいただけたことに、私自身本当に喜びを感じています。
これからも、「(よい)教育をとどける」ために、フリースクールでの日々の活動を大切にして参りますので、応援をよろしくお願いいたします(^^)!!

それではまた、次回のいちじく通信でお会いしましょう!
今日も良い1日をお過ごしください(^^)





















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